ふざけ倒して会計士になった人

あなたが、今、このブログをみているということは、私はもうふざけてないかもしれません。

AIを活用した人事評価の効率化

会社に長く務めると、部下ができます。

、、当たり前ですね。

 

さらに長く務めると、部下の評価を任されます。

私の場合は、毎年2名、3名と増えてきて、今年は8名の評価を任されました。

人事評価システムとして、大項目でプロフェッショナル、必須知識、対人スキルのような3区分、さらに中項目・小項目の細かい評価項目で評価ガイド(社内マニュアル)が構成されているのです。

大区分3つに対してそれぞれの年次を加味した点数をつける。細かい評価項目を加味しながら、200字程度のコメントを記入して回付します。

なので、個人ごとに600字、今年は8名なので4,800字を書かなければならない状況となりました。

 

もちろん日頃から頑張ってくれているみんな。1人1人しっかり評価して、少しでもよく見られるようにしてあげたい。

日頃の成果をすくい上げるように書いてしまうと1人3時間は欲しい。

作文に時間をとられて、頑張りに見落としがあっては申し訳ない。

 

そんな思いで、ついに、チャットGPT4.0を20ドル/月でポチっとしてしまいました。

 

人事評価システムにおけるAIの活用事例

私は評価項目に対して、対象者のパフォーマンスレベルにあわせて、BADからGOODまでの5段階くらいの絶妙なニュアンスの例文を用意してもらった。

私の想定では、実際に頑張ってくれた作業実績+例文の組み合わせで作業が効率化できるし、私自身が部下の実績に集中してリソースを投下できるので、より正しい評価ができるという算段です。

私の実際の実践結果として、実績の洗い出しに集中すればよいため、従来1人あたり2~3時間くらいかけていたものが、1人あたり30分程度で遂行できるようになりました。3時間×8人で16~24時間かかっていたものが、

チャットGPTの出力を用意するまで1~2時間+30分×8人で5~6時間程度で完成しました。また、次回以降の評価の際もこの例文を使いまわせるでしょう。

次に、アウトプット→インプットの順で記載します。



アウトプット 例文の案出し

例えば語学という評価項目があった場合、以下の選択肢が用意されていたら、評価する子の実績を洗い出せばあとは、パフォーマンスレベルに合わせて例文を少しカスタマイズして入力するだけなので、負担がぐっと減りました。

 

パフォーマンスレベル コメント例
よくできている 語学能力が高く、多言語でのコミュニケーションを流暢に行っています。
まあできている 基本的なコミュニケーションは問題なくこなしていますが、ビジネスレベルでの流暢さを目指してください。
普通 日常的な会話はできますが、業務での語学使用には制限があります。
あまりできていない 語学の理解はありますが、コミュニケーションに不自由さが感じられます。
まったくできていない 語学スキルが業務遂行に必要なレベルに達していません。積極的な学習が求められます。

 

インプット

実際に私がいれた指示文(プロンプト)は以下となります。参考になれば、是非カスタマイズして使ってもらえると嬉しいです!

①役割の指定、②目的、③具体的な指示、④出力形式を意識して作ってます。

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あなたは日本の{会社業種}のベテラン{ポジション}です。
現在、{入社1年目から3年目までの大勢のスタッフ}に対して、年次評価を行う必要があります。年次評価は、以下の評価項目に基づいて、各項目で点数をつけて、さらに「評価コメント」(以下コメントという)を200文字程度で記載する必要があります。
そこで、各人に合わせて例文を組み合わせるような進め方で、なるべく楽に進めたいと思ってます。それぞれのコメントの例文を「よくできている場合、まあできている場合、普通の場合、あまりできていない場合、まったくできていない場合」の5パターンで用意できますか?
表形式で出力してください。

 

<評価項目>
①プロフェッショナル:
・理解力、理論構成力、問題解決力
・~
・~
コメントルール:評価している点、成長のために期待している点、改善点。3点とも必ず記載

 

②必須知識:
・~

コメントルール:

 

③必須スキル
・アウトプットスキル
【文章作成力】【クリエイティビティ・提案力】【語学】【プレゼンテーション】

・~

・~

コメントルール:

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今後も有益な記事を配信できるように頑張ります。