ポケットモンスター・ウルトラサンを買っておおよそ1か月。
途中で飽きることもなく続いており、プレイ時間は200時間に迫る。
対戦で戦えるようにようやく数体のポケモンを育て上げて、待ちに待った対戦をしました。
小学校の頃ぶりかもしれません。
当時はゲームボーイカラー、ゲームボーイアドバンスといった乾電池を入れてプレイするタイプのポータブルゲーム機でした。
通信対戦も通信ケーブルといわれるコードをお互いのゲーム機につなげての対戦です。
これが絶妙な長さで、ゲーム機を手にしたままちょっと後ろに下がろうものならブチーンと抜けてしまいました。
子供なので、対戦中の切羽詰まった場面になるとついつい姿勢を整えたくなります。その拍子に抜けてしまうので、優勢な方は「せっかくいいところだったのに!」というようなことを口にしていた気がします。
時は2018年。時代は進歩して、ゲーム機は充電の時代。
絶妙に高い電池をいちいちかわなくてもいいのがありがたいです。
ただし、プレイ時間を電池というお金で痛感しないためついつい長時間プレイをしてしまいやすくなってるのかもしれません。
そして、対戦もワイヤレスでネットにつないで世界中のだれともわからない人とバトル。
ポケモン対戦をしていて思ったことは、詰将棋に似てるなとおもいました。
まず、700種類のポケモンの中から、対戦相手の6体。そして自分のポケモン6体まで情報が絞られます。
シングルバトルならそのうちさらに3体を厳選して戦います。
ポケモン自体はわかっていても、もちもの・ステータスの振り方・技・特性とさらに見えない手札があります。
もちろん、自分が700体→6体に絞るとき、事前の準備段階でいろいろ検討して計画して準備します。
実際の試合(ポケモンバトル)になると、すでに決定した手札で戦います。
この選出という段階は、まさに心躍るゲーム性です。
そして、対戦が始まると、読みあい。
<ポケモン選出フェイズ>
6体から3体を絞り込む+誰を第一バッターに選出するか。
そのため選択は60通りでしょうか。 6×(4+3+2+1)であってるかわかりませんが数学わからないです(; ・`д・´)
<バトルフェイズ>
具体的にできることは6つ。
ポケモンが覚える4つのワザから選択するor控えのポケモン2体のうちに交代する。
基本的に、相手がどう出るかは予測するしかないので読みあいですが、
バトルが進むにつれて、相手のポケモンやワザ・型がわかり選択肢が絞られてきます。
つまり、将棋の様に勝負の序盤では、無数にある選択肢も、お互いの選択によって徐々に可能性が絞られていき、詰ませるというものです。
ボードゲームのようにルールがあり、ゲームとして設定された範囲の中での戦いであり、必要なものは読みを制する知識量・思考力だと思います。
ダメージ量に乱数とよばれるによる範囲があったり、ワザの命中やワザの追加効果には確率(運)が絡んでくるためすべてが必然ではないのが、ポケモンの良さだと思います。
それでも、どうすれば勝てるかというよりも、どこまで予想し、何をしたら負けてしまうかを考えての読みあいだと思います。
まだまだ始めたてですが、相手が何をしたいのか、気持ちをいかに理解するかが勝負の肝になると思います。
運要素が含まれてる分、実力を測るには統計的に一定の勝負数をこなさないとわからないところが、長く愛される楽しさだとおもいます。
<振り返り>
最後に、ポケモンボトルが終わったあと、どうしたら勝ててたか。はたまたどうしたら負けてしまっていたかを考えることで、強くなるのだと思います。
将棋で大切なのは、対局よりも終わったあとの感想戦で、こうきていたらどうだったか、、など同じ盤面でいくつものシミュレーションを行うことで思考力が拡大していきます。
将棋でいう必至(詰みの一歩手前、気づかないと次の一手で詰み)のように、何気なく思える一手が実は勝敗をわける一手だったりします。
とても奥深いです。
さらに、実際にプレイしてると、様々な国の方を見かけるので、いかに世界中でポケモンが愛されてるのかを知ることができます。
さらに将棋のように、新しい戦法が次々に生まれては対策されを繰り返しています。