ブロックチェーンの歴史
ブロックチェーンの歴史を時系列にすると・・・
2008年サトシナカモトさんが論文を発表
2009年 初めてのブロックが公開。サトシナカモトさんからソフトウェア開発者(暗号化研究社)のハル・フィニー(フィイー)さんに初ビットコインの送金
2010年5月22日 ビットコインとピザの交換が成立(ビットコイン・ピザ・デイ)
当時ピザ1枚に対して1万BICだったそうです!
2010年 国内初の交換所マウントゴックス(Mt.Gox)設立
2014年2月 マウントゴックス事件によりマウントゴックス破綻
2014年6月 政府は「仮想通貨は通貨ではない」との見解を発表
2014年9月12日 JBA(日本ブロックチェーン協会)設立←旧名はJADA(日本価値記録事業者協会)
2017年12月1日 国税庁より「仮想通貨に関する所得の計算方法等について」発表
2018年1月26日 コインチェックハッキング事件 損害額約620億円
余談ですが、JADAいわれる団体はとても多いです。
「日本アンチドーピング機構」「日本自動車販売協会連合会」「一般社団法人 中高年齢者雇用福祉協会」など。
ブロックチェーンの生みの親
サトシナカモトさんと言われる方が書いた論文からだそうです。
しかし、サトシナカモトさんは正体がわかりません。
大本の論文はたった9ページの英語で綴られたものでした。
「Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System」
ここに書かれているのはP2P(ピアツーピア)ネットワーク型といわれる各人のつながりにを利用した仮想通貨のアイディアでした。データをみんなで共有しあうという発想からビットコインが誕生しました。
これによって、銀行などの中央管理者が一律に取引を管理するクライアント・サーバー型ではない仕組みが登場しました。P2Pネットワーク型の個人間のネットワークのつながりが「信頼」できるからこそ、通貨に価値が付加されるのでしょう。
取引はまとめて記録されていき、1冊の日記帳(ブロック)が完成したらみんなで保存、2冊目の日記帳(ブロック)ができたらまたみんなで保存して連番管理(チェーン)していきます。
メリットデメリット
メリット
・銀行などの金融機関(第三者)を介さず直接取引が可能
・非可逆的な取引が可能
・少額取引における信用コストの実現が可能
・取引手数料を抑えることが可能
・二重払いのリスクを防止
デメリット
・取引完了までに数分の時間を要するために、即時性に欠ける
・新たなチェーンを作る(新しい台帳を記入する)ために、大きなマシンパワー(電力・計算力)が必要
・ネットワーク参加者の50%超のマシンパワーを占有されるとデータの改ざんが可能になってしまう
〆
毎日少しずつブロックチェーンのことを調べて記事にしていきます(^O^)/
参考