ポケットモンスターウルトラサンムーンを購入してから、およそ2か月が経とうとしております。
ポケモンでは、個体値の良いポケモンを厳選するためタマゴの孵化という要素があります。
タマゴの孵化での個体値にはルールがあり、
①親の6つのステータスのうち、3つを引き継ぐ(赤い糸というアイテムを持たせると5つを引き継ぐ)。
②親のステータスは♂と♀それぞれ6か所。
③引き継がなかったステータスはランダムで決まる。0~31の乱数で、数字が大きい方がステータスが高い
これをランダムに引き継ぎ、基本的には希望の5か所がMAX(31)の個体を作りたいというものです。5Vというそうです。
すべてが理想の個体は6Vというそうです。
USUMでは、Lv100になるとすごい特訓というシステムで、王冠アイテムを消費することで個体値をMAXに引き上げることは可能ですが、Lv100に育てるのは孵化厳選よりも非効率と考えられています。
そのため、親のステータスが何か所、V(MAX)になってるかによって、理想の個体が生まれてくる確率は変わってきます。
厳選は、数十個~100個単位までタマゴを孵化するので、相当な時間を要します。
・タマゴを手持ちに置く(最大5個なので、1ロットあたり5個)
・孵化は歩数できまるので、最速で動けるケンタウロスくんにのりBダッシュ
・タマゴ孵化ポンみたいなアイテムを使うと30分間2倍の速度でタマゴが孵化する
など、効率を極めると以前のポケモンシリーズより恵まれてるらしいのですが、それでもそこそこ時間がかかる・・・
そして、孵化中は両手がふさがるため、どのくらいの確率でこの作業が終わるのか、なんとなく頭の中で考えたりしていました。
そこで、あれ・・確率とか統計学の計算ってどうやるんだ?・・
今回はポケモンに限ってるけど、複雑になった場合の計算の仕方がわからないのは、これからの情報社会の中では不利なのでは?と思い始めました。
そこで、適当に書籍を買って、勉強中ですが、「ベイズ統計学」「データサイエンス」などに面白さがつまっているような気がします。
仮に僕自身は、数学については浅学!高校数学レベルの知識も十分ではないと思っているため、そこから統計学に踏み入れることはかなり長い道のりになりそうです。
中学時代、数学を勉強してて、この知識を応用しても、相当な研究者でなければ、日常で匠に操れるレベルにはならないのではないかと疑問を感じて、
それならば、将来少なくとも経理の役には立つ会計という分野を進んでみようと決めたことからの選択でした。
当時は、数学の先、世間の流れまで考えていなかったので、ビックデータというかデータ社会の中で、意思決定や判断を行う上で重要になっていくのは、統計学などの数学知識というところまで考えていなかったです。
今は、どこまで必要かはわかりませんが、統計学を中心に、(もしかしたら会計もかもしれませんが、)数学の知識と社会が重なっているようだと感じています。
今は、統計学関係の超入門の本を5,6冊読み進めて自分の知識の足りなさ具合に悪戦苦闘していますが、読書だけでどこまで行けるのかチャレンジ!と前向きに進めています。
ベータ分布・ベータ関数一体何者なんだろう・・・
標準偏差や期待値は会計士試験の経営学で、やり込んだ覚えがありますが、すっかり忘れているので、継続的な復習は大切です。
まさか、ポケモンを買ったときは、統計学の「と」のじも興味がなかったので、きっかけは面白いです。
そして、統計学熱も、ポケモン熱もいつ冷めてしまうかはわかりません。
人間の趣味や興味もベイジアン・ネット(因果関係のネットワーク)のように、いろいろな要素と確率が行き着いて今があるのだと思います。
少なくとも、ポケモンをはじめ、映画でも番組でもドラマでも本でも人付き合いでも、その1点で終了するわけではなく、その出会いを新しい点として、さらにその次の興味・出会いが待っているのだと考えると、日々の1つ1つの出来事がサスペンスドラマの華麗な布石のようになっているかと思います。