最近、空海の映画になったことで有名な夢枕獏さんの小説、「沙門空海等の国にて鬼と宴す」を読み終わってから、夢をよく見るようになった気がします。
全4巻で、2,000ページほどの超大作です。
当時の実際の空海の伝説もありつつ、読んだだけで情景が思い浮かぶような巧みな小説でした。
それ以降、普段読む本に小説も入れるようになりました。
同時に5,6冊を少しずつ読み進めるのが好きですが、小説の場合、3割ほど読むと、続きを加速度的に読んでしまいます。
自己啓発系の本は、数ページで完結する話の連続なので、いつでも読めるメリットがありますが、短編集の連続のようで、途中で飽きる点もあり、小説の良さに改めて気づきました。
今までに障害読んだ小説といえば、ハリーポッターの1巻~3巻当たりと、ハイドアンドシーク暗闇のかくれんぼくらいでした。
苦手なイメージがあった小説も、時がたつと面白さに気づきます。
そんな感じで、毎日小説を読んでいると、なにかしらの夢をみることに気づきました。
創造力のトレーニングが行われているかと思います。
小説は、
現実ではなく、非現実であること
具体的であり、情景を思い浮かべることができること
が想像力・創造力を豊かにしてくれるのだと思います。
夢もワンパターンではなく、ストーリー性のあるような物語で、大体2ストーリーに分かれてる気がします。
内容はあまり覚えていませんが、現実でまったく思いついていないようなものが多くおもしろかったーという感じです。
小説の魅力は言葉から思いつくイメージが人それぞれ若干ちがうところが良いと思います。
これからも小説にはまっていきそうです。