ブロックチェーンとは、なんでしょうか。
この単語はビットコインの普及とともによく聞くようになりました。
一体何なのでしょうか。
分散型のコンピューターネットワークのようです。
対して旧式の管理体系では、中央管理者というものが存在するのです。
【中央管理者とは】
中央管理者は、主に銀行や証券会社などの金融機関です
AさんがBさんにお金を送金するときに、中央管理者に取引データを経由してBさんのもとに行きます。
この時、中央管理者がAさんとBさんのやり取りの正しさをチェックしてお金のみをBさんに送ります!
この送金という取引のデータをもっているのは中央管理者だけです。
AさんとBさんには取引の完了報告書のようなデータしかありません。
そのため、完了報告書を改竄してしまえば、実際の取引を偽ることが可能となります。
確かめるには、BさんとAさんの証明書を同時に見て比べなくては正しいと判断できません!
いえ、それでも把握しきれないこともあります。
例えば本来100円の取引を、Aさんが「1,000円の売り上げが立ちました!」と手元のデータを改ざんしてしまったとします。
Aさんがデータを取引データを改ざんした場合は、通常Bさんに正しいかを聞かなければなりません。そもそもBさんの協力が不可欠という難点がありますね。
取引の現物を確かめなくてはならないかもしれません。AさんとBさんの物理的な距離次第では直接確かめることが大変です。
さらにBさんの誠意ある協力が重要です。AさんとBさんが口裏合わせをするかもしれません。
【ブロックチェーン】
分散型のコンピューターネットワークではどうでしょうか。
AさんがBさんへお金を送金したときに、送金したというデータはネットワークに分散されて残ります!
Aさんが情報を改竄しようとおもったときも、この情報データはすべてのネットワークにつながっているために、一部(Aさんの手元だけ)のデータの改竄はできません。
例えば、AさんがBさんへ100円送金したという取引データについて、
Aさんが「1,000円売上ました!」と嘘をついたとしても、このネットワークのデータと照合すればすぐわかってしまいます!
ネットワークにつながっていない情報だけを改竄したとしても、Aさんの手元にはネットワーク情報という動かぬ証拠があります。
これによって、開示情報はより安全なものになるのではないかと思っています。
お金の動きをビットコインのように、分散型のコンピューターネットワークを介してすべて行ったとしたら、賄賂や無駄遣いもすぐばれてしまいますね!
あとは、このネットワークに乗った情報のセキュリティ面がいかにしっかりしてるかが焦点になるでしょうか。
【参考】