ふざけ倒して会計士になった人

あなたが、今、このブログをみているということは、私はもうふざけてないかもしれません。

時間は貴重な資源であり、大切なのは「どこを省略するか?」ということ。

 

「一時間もある」「一時間しかない」の分岐点とはなんでしょうか。

 

将棋の羽生さんは、対局中は常に持ち時間との戦いです!

一局で決められた制限時間の中で、うまく時間配分してよい対局を生み出すのです。

 

羽生さんの時間の考え方はこうです。

「三時間の考慮時間はすぐに減って無くなってしまいますし、一局の対局の中でどこか考えを省略する必要があるという持ち時間なのです。」

つまり、制限時間や期限というものが十分じゃなかったら、【どこを省略するか】ということが重要なのです!

 

完璧を目指すのがよいでしょうが、時間は有限ということを考えたらたしかに【どこを省略しようか】を考えるのがいいですね!将棋の場合は指してしまった一手はもう2度と戻すことはできません。

仕事などの納期までに完成品を提出!というのも大変ですが、将棋の場合は、1回の対局で100手ほどの後戻りできない事実が生じるわけですから、驚きですね。

しかも、将棋の世界は時間切れ=無条件での敗退を意味しています。どんなに優勢でも、時間厳守です。時間切れで負けることは、「切れ負け」といって後味の悪い負けです。

 

将棋で対局が7時間であれば、その間に数十回と意思決定をしているんですね!!

会社員の僕は、成果物を提出するまでは修正できるにしても、将棋のような時間と決断の意識は薄かったです( ;∀;)

 

さらに羽生さんの発言!

「三十時間の対局があったと書きましたが、正直なところ、これが十時間でも内容的にはそれほど変わらなかったと思えます。

もちろん、熱戦であったのは変わりありませんが、飛躍的に内容がよくなったというわけではありません。」

時間はある程度までは質を高めると思えますが、そこから先は費やしても内容的にはあまり変わらないのではないかと思ってます。」

 

ほうほう!確かにファーストチェス理論と言いますし、『直観はある程度正しい』ということで、【どこを省略するか】ということは、【どこを直観に頼ろうか】ということとつながると思います!

 

なぜ時間が大切なのか?羽生さんはこうおっしゃっています!

「時間は区切られたほうがより集中しやすい・・・あと一時間しかない、あと十分しかないとなれば自然に頑張るものです。」

 

「時間は貴重な資源のようなもの」「どんなにたくさん持っていても、大切にしなければ」

【時間は貴重な資源】という言葉はグッときました!

対局という僕たちでいうと仕事という持ち時間の中で、いかに最高のパフォーマンスを残せるかと自然と頑張っています。でも仕事以外のプライベートや、残業時間は【時間という貴重な資源】を大切にしてるでしょうか!? 

 

僕たち人間が、平等に持つことのできるこの資源をこれからどう使うかですね!

 

日常でも、【どこを省略するか】【どこを直観に頼ろうか】という選択肢で、人生という内容を良くしていこうとおもいました♪

 

羽生善治「迷いながら強くなる」