ふざけ倒して会計士になった人

あなたが、今、このブログをみているということは、私はもうふざけてないかもしれません。

プーハオ(不好):「ミス」に気づけるのは才能である!

 

将棋の羽生善治さんの「迷いながら、強くなる」という本のお話です。

 

 

 

 

プーハオ(不好)は中国語で悪手、もしくは良い手でないことを意味します。

 

ミス」のお話です。

 

「ミス」には、ルールを覚えたばかりでは、そもそも気づかず、ある程度自分が成長して気づく「ミス」もあるといいます。

 

経験をしていくことで、少しずつプラスの一手が指せるようになり、やがてベストの一手もさせるようになります♪

その段階になるまでは、ミスしたとしてもミスに気付かないまま通り過ぎていることがあります。

 

まとめるとミスには3パターンあるそうです。

 

    自分でも明確に自覚できるミス:修正や反省をすることができる

 

    上達して次のステップに進まないことには、知ることすらできないミス:ソクラテスの「無知の知」はこういうことではないかと言われています!

 

 さらに、ミスした方が面白くなる一面があることがあるのです!

    コメディのような上手なミス:コメディは何らかの「ミス」があって面白いものです。勝負の世界でも、ミスをしたことによって逆転するというケースがたまに起こるそうです。ミスは相手のミスを誘発してミスの連鎖による逆転です!

 

単純に考えると①ミスった!とわかるミス、②今は気づかず成長して振り返ると気づくミス(将来の①のミス)、③前向きなミス(ポジティブに捉えることができるミス)

 

人間が完璧でないからこそ起こりえる勝負の機微とおっしゃっています♪

「ミス」は話のネタになったり、ミスに気づくことによって「さらに大きなミス」を事前に防げたりしますよね♪

「ミス」は悪いモノと考えてしまいますが、成長するまでミスしたことにすら気づかない経験はなかなか面白いですよね!

昔は全然できなかったのに、今は当たり前のようにできていたり!

「ミス」を悪手と気づけること自体が素晴らしいということが、すごい前向きな気持ちになれます♪

 

そして、羽生さんですら、将棋を指しててノーミスで終えるという対局は、1年50~60局指してても、めったに起こらないそうです。2年に1回程度だそうです♪

自分に満足せずに、改善点を常に突き詰める姿勢といいますか、「ミス」を探せること自体が才能ですよね!

ミス=満足しない向上心(伸びしろ)ということだと僕は思いました!

 

無知の知とは?

無知であるということを知っているという時点で、相手より優れていると考えること。また同時に真の知への探求は、まず自分が無知であることを知ることから始まるということ。